建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年9月号〉

【TOPICS】

国土地理院と札幌市が“地理空間情報活用促進”の協力に関する協定締結

国土地理院と札幌市との地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定調印式

小池院長と秋元市長、握手で協定書の交換

 国土地理院と札幌市は平成 27年 7月 22日(水)午後、市役所内市長会議室において、小池剛国土地理院院長と秋元克広札幌市長が「地理空間情報の相互活用」「災害対応の強力」「技術支援」での連携、協力に関する協定締結を交わした。
 この協定は、国土地理院及び札幌市が保有する地図や航空写真などのデータ、道路等の図面や新設情報(地理空間情報)の相互活用、災害対応の強力、技術等の提供に関し、連携、協力を強化するのが目的。
 これにより、市民の利便性の向上を図るとともに市勢の発展と安全、安心な地域づくりに寄与することや、札幌市における地図関係資料の経費削減となることから今回の締結に至った。
協定内容
小池院長(左)と秋元市長が協定書にサイン
■地理空間情報の相互活用:保有する地理空間情報の相互活用を行い、連携を強化する。
■災害対応の協力:災害対応及び防災訓練等において情報の共有を図り、迅速かつ効果的な防災、減災を推進する。
■技術支援:地理空間情報の相互活用の推進に役立つ技術等の活用について、相互に支援する。
 また、共同会見では佐藤国土地理院地理空間情報部長と若松札幌市建設局長は、今後、災害時における対策など、常に情報共有、連携強化を進めていくことを強調した。


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