【ZOOM UP】 消防隊員の訓練を見て市民が安心感を実感できる庁舎―― 省エネルギー対策に配慮した経済性の高い施設滝川地区広域消防事務組合 赤平消防署 消防総合庁舎建設工事
赤平市の新消防庁舎が、図書館、総合体育館に隣接した旧文化会館跡地で建設されている。建設地は市中心部であり、敷地の広さが限定されることから、建物は廊下を減らし動線を整理することでコンパクトかつ使いやすい施設とした。とくに、補助訓練塔を屋上に配置することで、様々な訓練が効率よく一つの建物でできるのが特徴だ。
建物の費用対効果を念頭に地中熱ヒートポンプを利用したパッケージエアコンや、ヒートクールチューブによる換気などの自然エネルギー利用、LED照明や断熱・採光性能の高いスタッキングドアの採用などの省エネルギー対策に配慮した経済性の高い施設となっている。 |