建設グラフインターネットダイジェスト
〈建設グラフ2015年9月号〉
安全衛生管理意識の高揚と地域貢献を踏まえた安全活動
愛知国道事務所安全協議会 名古屋工区中支部 副支部長
平成 26年度名二環春田野 2高架橋中基礎工事
株式会社加藤建設 監理技術者 安井 茂人 |
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地域一斉清掃参加(地域貢献) |
1.協議会について
中部地方整備局愛知国道事務所の主要事業である名古屋環状 2号線西南部・南部U区間の工事は、名古屋工区北支部、名古屋工区中支部、名古屋工区南支部、飛島工区支部の 4つの支部にて組織されています。
弊社は名古屋工区中支部に所属しており、現在 9社を会員とする組織で構成されています。
2.活動内容
名古屋工区中支部では、名古屋環状 2号線関連工事の施工にあたり、発注者と受注者や受注者間の連絡調整及び、安全衛生管理意識の向上に努め、地域貢献活動を通じて地域との融和を図ることで工事の円滑な遂行と地域の工事への理解等に寄与することを目的として以下のとおり活動を実施しています。
1)発注者との合同安全パトロール(月 1回)
合同安全パトロールでは指摘事項と併せて、推奨事項を参加者が情報共有し、各工事で水平展開等を行い、各社安全意義の向上を図る取組みを行っています。
2)第三者に対する安全確保
工事は専用帯内での施工であるが、国道 302号線への工事車両の出入り口を設けており、同一ゲートを複数社にて使用することがあるため、ゲート番号は連番として見やすい看板を設置、出入りする大型車両については昼間でもヘッドライトを点灯、及びハザードランプの点灯を行うことでスムーズな出入りを促進し、第三者の追突事故防止に努めています。
3)施工箇所近隣の側道や歩道の清掃活動(月 1回)
施工箇所付近には地域の方が利用する側道や歩道があり、月 1回清掃活動を行うことでキレイな街づくりの一役を担い地域貢献に寄与しています。
4)地域主催によるイベント等への参加
毎月 1回地域の役員により開催の連絡協議会に出席し、地域の皆様への工事情報の提供を行うことや、地域の皆様からのご意見等を伺うことで地域の方の安全確保を最優先に考え、現場に反映しています。
また、地域が主催する一斉清掃等のイベントに参加することでコミュニケーションを図っています。
3.あとがき
名古屋工区中支部は発足したばかりですが、現在まで無事故無災害にて工事を進めています。これも地域の皆様、愛知国道事務所や各支部会員のご協力があってのことと思っております。
名古屋環状 2 号線の早期完成が望まれる中、今後も無事故無災害で事業が円滑に進められるよう会員が一丸となり、名古屋工区中支部の安全スローガンでもある「忘れるな ルールがあること守ること 基本に返って安全作業」を念頭に安全活動に取り組んでいきたいと考えております。
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現場パトロール講評 |
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