建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年8月号〉

地域住民と協調しつつ子供たちの未来を創る

 第二阪和国道・和歌山岬道路工事安全衛生協議会
 現場代理人(株式会社ノバック) 松村 常生

 第二阪和国道・和歌山岬道路工事安全衛生協議会は現在14社の受注者で構成され発注者と受注者の工事調整を行うとともに、労働災害の防止、第3者災害の防止、そして地元地域への貢献を目的として平成29年度開通を目標に活動をしています。
 各工事区間は地元民家、学校、道路、橋、鉄道、川等多くの施設と隣接しており、その中で日々安全に工事が施工できるように各社創意工夫を行い、地元住民の意見を取り入れながら進めています。
 協議会では地元活動への参加も積極的に行っており、地域の清掃活動や行事等で活動しています。また、工事の進捗状況をお知らせする回覧やお知らせ文も発行し、現場見学会開催も行い、地元の方のご理解を深めるよう努力しています。
 また、建設現場では作業環境の改善に努めており、冷暖房を完備した休憩所の設置や定期的な健康診断の実施等、働く人の健康管理にも配慮して安全で安心して作業できる環境を目指しています。
 人の生活に欠かすことのできないインフラ整備が建設会社の目的であり、子供たちの未来社会を構築する一端を担うという気持ちで工事を進めています。
 工事では雨風等の自然現象とうまく共存して、安全に品質の良い製品をより速く完成できるように、創造力を働かせ創意工夫しながら目標を達成できるように努力しています。
安全・品質・工期・原価管理をさらに向上させながら、第二阪和道路・和歌山岬道路を1日でも早く完成できるよう、発注者・受注者が試行錯誤しながら日々鋭意努力しています。


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