建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年7月号〉

【TOPICS】

給水装置工事の難易度や緊急事故対応などの総合評価で22者を表彰

札幌市水道局 平成27年度優良指定給水装置工事事業者表彰式

受賞業者に表彰状の贈呈 渡邊水道事業管理者が挨拶

 札幌市水道局は6月19日(金)、札幌サンプラザで平成27年度優良指定給水装置工事事業者表彰式を開いた。
 この表彰は、札幌市における業者工事及び請負工事の施工成績が優秀な業者を表彰するもので、昭和42年度から始まり49回目を迎える。選考基準は@給水装置工事において、工事件数と工事種類ごとの難易度を定量的に評価し成績が優秀A水道局発注の請負工事の成績が優秀B日常の給水装置工事において、お客様への対応が良好C水道局が依頼する緊急事故等の対応が迅速かつ適切。との基準項目と違反工事や不良工事等の処分を受けていないことを条件に選考される。
 今年度は対象業者800者の中から高橋給水部長を委員長に7名の審査委員会が厳正な審査を行い22者を選考した。
 表彰式では、最初に高橋彰給水部長が選考経過報告を行い、「創意工夫や社内教育の成果」と受賞業者の努力をたたえ、安全で安心な水、水道事業への一層の尽力に期待を込めた。 その後、受賞22者の代表に渡邊光春水道事業管理者より表彰状が贈呈された。
 挨拶で渡邊水道事業管理者は、「工事技術や企業教育・努力などの積み重ねが今回の受賞となった」と敬意と感謝の意を表し、「札幌市140万市民のライフライン確保、施設を次世代につなげて行くことが重要」と述べ、安全で安心な水道事業へのさらなる協力を求めた。
 受賞業者を代表して、砂原設備工業の春木孝満社長が「栄誉ある表彰をいただき身に余る光栄です。多くの皆様のおかげ」と感謝の意を表し、「技術の継承や人材育成への課題もあるが、一層の技術研鑽で優良工事に努め、市民の水道を守る事業に尽くしていく」と謝辞を述べた。


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