建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年8月号〉

公共工事の実施に万全を期して

 名古屋みなと建設工事安全連絡協議会
 会長(東亜建設工業株式会社) 鈴木 雅樹

1.協議会について

 当協議会は、平成4年発足の「第3ポートアイランド安全連絡協議会」と、平成15年発足の「飛島ふ頭中航路整備安全連絡協議会」を、平成17年に統合し「名古屋みなと建設工事安全連絡協議会」として現在に至ります。 当協議会は、名古屋港湾事務所と連絡を密にし、関係機関との連絡調整、労働災害の防止、船舶運航の安全及び工事の円滑化を推進し、公共事業の実施に万全を期すと共に港湾のイメージアップ・クリーン化等の推進に寄与することを目的としています。

2.活動内容

 当協議会は、名古屋みなと建設工事村を設置運営し、会則を定め、建設工事村部会・作業船運航管理部会・工事施工対策部会を組織し活動しています。  主な活動として、発注者と施工業者全社による合同安全衛生パトロールを毎月行っています。また、毎週の定例会、毎日の運行調整会議を実施し、情報の共有に努めています。そして工事着手前の港運事業者等関係者に対する工事説明会を開催しています。

3.関連工事の進捗状況

 浚渫土排送工事は、東航路の水深16mへの増深を名古屋港湾事務所所属の浚渫兼油回収船「清龍丸」により浚渫作業が施工されており、その浚渫土をポートアイランドに排送しています。また、庄内川泊地浚渫工事は、3工区のうちA工区の施工が始まりました。  外港地区では、25年度から工事着手した知多堤・中央堤・鍋田堤の3つの高潮防波堤の上部嵩上げ工事が本年3月に概成しました。引き続き、根固据付工事及び先端部被覆工事を施工しています。

4.あとがき

 当協議会は、名古屋港湾事務所をはじめ関係機関との連携を図り、今後も公共工事が無事故無災害で実施できるよう、会員各社一丸となって万全を期して活動していきます。

工事説明会 安全パトロール


HOME