建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年7月号〉

【TOPICS】

品質・安全管理評価と優れた技術で管路・処理施設・河川工事22社を表彰

平成26年度札幌市建設局 下水道河川工事安全管理優秀業者表彰式

坂田局長より表彰状の贈呈

 札幌市建設局は、5月27日下水道庁舎内で平成26年度の下水道河川工事安全管理優秀業者表彰式を行なった。
 この表彰は、工事関係者の安全意識の高揚と工事事故防止を目的として、安全管理に特に優れた施工業者を表彰するもので昭和56年度から始まり34回目を迎えた。
 今年の選考は、平成26年度に下水道・河川部門で発注した250万円以上の工事を対象に、管路部門169件、処理施設部門68件、河川部門22件の合計259件の工事の中から、安全管理の採点、並びに安全推進委員会の安全パトロールにおける採点を基準とし、工事の難易度、工事成績を参考に総合的評価。管路工事部門で8工事5社3共同企業体(12社)の17社、処理施設工事部門で3工事3社、河川工事部門で2工事2社の合計22社が選ばれた。また、今回から管路部門で管路保全業務、管路緊急補修業務が表彰対象工事となった。
 表彰式では、最初に坂倉淑文下水道施設部長より、「安全管理での模範となる業者で高い施工技術・管理を評価した」と選考経過報告がなされ、坂田和則下水道河川担当局長より受賞22社の代表に表彰状が贈られた。
 坂田局長は、下水道河川事業への協力に感謝の意を表し、安全管理、品質管理に努め、優れた施工技術力を発揮した企業努力に対し敬意表した。また、昨今の自然災害、異常気象にも触れて、「市民の下水道河川事業に対する期待も大きい。施設の老朽化も進む中で安全で安心なインフラ整備、管理が重要となっている。パートナーとしての皆さんと共に事業を進めて行きたい」と期待を込めた。
 受賞者を代表して、蒲髢リ東建鈴木ェ社長は「受賞の栄誉に浴し光栄であり勇気と自信と大きな励みとなった。下水道・河川部門は市民が快適な生活に無くてはならない工事、市の資産を残し守ることは建設業の大きな使命」と受賞の喜びと決意を述べた。


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