【ZOOM UP】 校舎と運動場の一体構造で機能性ある学校づくり―― 地域開放や災害時には避難所として活用北海道名寄市 名寄南小学校校舎・屋内運動場改築事業
名寄市では、少子化や地域全体の人口減少などの影響により、児童・生徒数の減少はもとより各小中学校ともに学級数が減少し、さらに学級間や学年間の人数にも不均衡が生じてきている。 学校再編と適正配置
こうした背景の中で、児童・生徒により良い教育環境を整備するために、名寄市立小中学校適正配置計画(第1期)では、将来の児童生徒の推移を基に適正規模を推移するために平成29年度までに名寄市街地区の小学校配置と通学区域を見直し、5校を4校体制に再編されることになった。 施設の配置計画
新校舎は敷地の南に配置し、北側にグラウンドを確保することとし、校舎の南側に菜園や太陽光発電パネルを設置し、西側には駐車場を設ける計画となった。
多面的な施設利用
施設の地域開放や災害時の避難場所としの利活用を前提に屋内運動場等を整備する。
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