建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年4月号〉

「地域と密着した安全活動」を目指して！

　久慈北道路安全衛生連絡協議会は、三陸沿岸道路の北部、岩手県久慈市に位置する久慈北道路工区を担当している施工者で構成されています。
　この工区は現在一部開通している久慈道路から急カーブ・急勾配の国道45号宇津目坂を回避し、安全快適な通行ができるよう急ピッチで施工しています。
　現在の協議会は7現場と小規模ではありますが、各現場へのアクセス道路である国道45号宇津目坂が急カーブ・急勾配であることから工事車両への安全活動には特に力を入れなければなりません。
　この協議会は工区全体の工事が円滑かつ安全に進むよう工事間の連絡調整や地域とのコミュニケーション活動を基本として活動しています。
　主な活動内容として毎週開催する工事連絡協議会では発注者を交えて施工者間の工事内容や工程調整を中心に意見交換を行い、安全パトロールや現場巡視、復興道路啓蒙看板の設置を行うとともに、地域行事への参加や道路清掃などの美化活動を行っています。
　平成24年の久慈北道路起工式から3年目となりますが、多くの現場が大きな事故もなく今日まで工事を完成してきました。
　平成30年開通を目指し、これからも地域と共に協議会一丸となり安全活動に取り組んでいきたいと考えています。

合同パトロール	道路清掃