建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年4月号〉

地域産業を支える金沢港での工事の安全衛生確保と
地域との調和を目指して

 玉島笠岡道路安全協議会 会長
 玉島笠岡道路佐方地区第6改良工事
 天野産業株式会社 監理技術者
 照屋 市朗

熱中症予防ポスター
 玉島笠岡道路安全協議会は、倉敷市玉島から笠岡市西大島まで13.9kmの国道2号線改築事業関連の工事施工業者で構成されている組織です。  平成16年から着工し、この度一期区間 4.5kmが開通することとなりました。  玉島笠岡道路安全協議会(以下、協議会という)は、工事を安全・迅速に施工するためと、地域との良好なコミュニケーションを構築するために活動しています。  現在、15社で協議会の運営を行い、地域とのコミュニケーションと地域環境の保全を重視しながら、第三者災害と労働災害の防止を最大目標にして工事を進めています。  協議会活動の一環として、工事現場の見学会を開催し、工事施工方法の説明、使用建設機械の展示とデモンストレーション、工事写真パネルの展示、撮影会等に多くの方々の参加をいただきました。  地域への貢献として、清掃活動への積極参加を行い、地域環境保全のために工事用道路等による粉塵防止対策を重点的に実施し、協議会として散水車の運用等を行っています。  こうした活動により、工事への理解と協力を地域にお願いできる環境作りに努めています。  災害防止対策の1例として、協議会で熱中症の注意喚起のポスターを作成し協議会会員の工事現場に配布しました。このような活動は、協議会会員が、互いに意見を出し合い、実行することで、会員同士の繋がりが深くなり、連絡調整も円滑に行えています。  今回、一期区間の開通を迎えるにあたり、地域の方々と発注者・協議会会員が三位一体となって、工事を邁進することができたことに感謝をいたします。  最後に今後、二期区間の建設に入り、新しい協議会となりますが、地域とともに、安全に工事が進捗することを願っています。

協議会パトロール


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