建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年4月号〉

地域産業を支える金沢港での工事の安全衛生確保と
地域との調和を目指して

 金沢港工事安全連絡協議会
 会長(若築建設株式会社) 越智 聖剛

金沢港

1.協議会について

 当協議会は、国土交通省北陸地方整備局金沢港湾・空港整備事務所及び石川県発注金沢港大浜地区関連工事の受注者が、緊密な情報交換により「事故防止」及び「安全衛生の確保」を行うと共に、工事の円滑な進捗を図ることを目的として活動しています。現在は5社(8工事)を会員とする組織で活動しています。

2.活動内容

 協議会の主な活動内容として、工事を円滑に推進するため各工事・関係機関との連絡調整、地域貢献活動、安全衛生推進行事、各機関開催行事への参加調整等を行っています。また、発注者との合同安全パトロールも毎月実施しています。
 これらの活動を通じ、会員各社が協力し各社一体となった安全衛生の確保と地域との調和を目指しています。

3.関連工事の進捗状況

 金沢港大浜国際物流ターミナル整備事業延伸(L=140m)の早期完成が求められる中、工事は平成25年度から進められています。平成26年12月には岸壁下部工事も完了し、現在は岸壁上部工及び岸壁舗装工の施工を急ピッチで行っています。
 また関連工事では背後地にてふ頭用地造成(土工、排水工、給水設備工等)の施工を行っており、来年度の完成を目指しています。
 金沢は今年度末に北陸新幹線の開業、来年度には大型旅客船の入港も予定されており、多くの観光客や市民が集まる賑わいのある地域として発展が期待されています。

4.あとがき

 近隣住民や周辺企業から金沢港大浜国際物流ターミナルの早期完成が望まれる中、当協議会は国土交通省北陸地方整備局金沢港湾・空港整備事務所をはじめとする関係機関と連携を図り、今後も無事故無災害で事業が円滑に進められるよう会員一同一致団結し活動を行っていきたいと思います。


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