建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年3月号〉

【TOPICS】

優れた技術・品質管理や地域社会貢献72業者に知事感謝状を贈呈

―― 工事部門54社と委託業務部門18社が栄誉

北海道建設部 平成26年度 建設部工事等優秀業者表彰

受賞された皆さん

 北海道建設部は平成26年度建設部工事並びに委託業務の優秀業者表彰(知事感謝状贈呈)を行った。
 この表彰は道建設部・所管建設管理部が発注した工事の中から特に高い技術力、適切な施工・品質管理、地域社会貢献などで功績を挙げた企業を表彰するもので、本年度は工事部門54社、委託部門18社の計72社が選ばれ、各所管の建設管理部で知事感謝状伝達式が行われた。
 このうち、1月22日(木)札幌建設管理部で行われた表彰式では、受賞20社の代表者に中村雅彦空知総合振興局副局長より知事感謝状が贈呈された。
 中村局長は「不断の企業努力が実った成果です」と受賞を讃えた。また、近年の自然災害に触れ、地域の安心・安全な基盤整備が共通認識となっている。「今後も社会資本整備事業の担い手として人材育成や技術力の向上で地域の期待に応え、活力ある地域づくりに協力をお願いしたい」と期待を込めた。
 受賞者を代表して日成建設轄笂c憲正社長は、「公共事業は度重なる縮減、また労働者の不足や資材高騰など厳しい環境にあるが、建設業の使命として公共事業の意義を地域に理解してもらう努力をしてきた。この表彰は喜びと誇りになる」と述べ、さらなる技術力の向上で品質・安全管理等に努めていきたいとした。

中村副局長より感謝状の贈呈 日成建設 坂田社長が代表謝辞

 また、サッポロ・エンジニヤーズの森居久社長が委託部門を代表して感謝の意を表した。
 一方、建築局工事等優秀業者表彰は1月23日(金)、道庁赤レンガ庁舎内会議室で開かれた。
 表彰式では、昨年完成の工事受注の184社、委託47社から、施工成績、地域貢献などの総合評価で選考された、建築工事5社、電気工事3社、管工事3社、建築設計委託3社の14社に平向邦夫建築局長より感謝状が贈呈された。
 平向局長は、公共建築物は増加の傾向にある一方で、建設業界は技術者不足、資材高騰など厳しい現状となっているが、安心で安全、質の高い公共施設建築整備事業への協力をお願いしたいと述べた。
 受賞者代表で菱中建設蒲澤映治社長は「受賞は皆様のご指導のおかげ」と感謝を述べ「東京五輪開催など明るいニュースも聞かれているが資材高騰、人手不足など厳しい状況にある」と業界の課題に触れながらも、今後も地域経済を支え、地域の人々の生活を守り、技術・品質に優れた公共施設建築に努めていきたいと決意を表した。

受賞の皆さん
平向建築局長より感謝状の贈呈 菱中建設 廉沢社長が代表謝辞




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