建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2015年2月号〉

「地域とのコミニュケーションを重視した」安全活動

 鳥取西道路・駟馳山バイパス・国道9号如来橋安全協議会 会長
 鳥取西道路青谷気高トンネル第1工事
 アイサワ工業株式会社 現場代理人 石原 堅志

 鳥取西道路・駟馳山バイパス・国道9号如来橋安全協議会は、鳥取ICから青谷IC間19.3kmの鳥取西道路と、駟馳山バイパス及び国道9号如来橋関連の工事の施工業者で構成されています。  本協議会は、地域とのコミニュケーションを重視しながら、地域の生活環境の保全を図り、各施工現場における第三者災害、労働災害を防止して安全に工事を進めて行くことを目的に活動しています。
 鳥取西道路で施工が集中的に展開されていることや、トンネル工事、改良工事に伴う土運搬が増大し、日々数多くのダンプトラックが往来するため、地域の幹線道路や生活環境への影響を少なくすることが大切です。
 このため、毎週金曜日に定期的に安全協議会を開催し、会員間の連絡を密にして、ダンプトラック等のスムーズな運行と集中を避けるための工程調整や第三者災害、労働災害を防止するための安全パトロールを実施しています。
 現在急ピッチで事業が展開され、多いときには50件を超える工事が施工されていますが、地域住民、地域子供会、地域大学などを対象とした現場見学会の開催や、安全協議会のホームページによる各現場の地域との関わり、工事の進捗状況の広報活動を通じて、今後とも『地域とのコミニュケーションを重視』した安全活動を推進してまいります。
 これまで、大きな災害もなく無事竣工を迎えましたことは、地域の皆様のご協力と本協議会会員の皆様と国土交通省鳥取河川事務所の皆様のご尽力によるものであり、深く感謝しますとともに、無事故、無災害での事業の完成に向けて、本協議会一丸となり取り組んでまいります。

安全パトロール実施状況
地域住民による現場見学会


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