建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2014年12月号〉

【TOPICS】

工事の追い込み期を迎え現場パトロール実施、安全工事の徹底を要請

―― 現場8箇所を点検良好の評価、ポスター掲示などの啓発活動も強化

札幌市建設局下水道河川工事安全推進委員会
平成26年度下水道河川工事安全旬間パトロール

山際委員長が工事安全パトロール活動の意義と巡回報告

 札幌市建設局下水道河川工事安全推進委員会は11月4日、「下水道河川工事安全旬間(11月1日〜10日)」に合わせ、現場パトロールを実施した。この日は、委員長の山際裕信管路担当部長をはじめ安全推進委員会の全委員が2班編成で市内8箇所の現場を回り工事の安全・事故防止対策強化を要請した。
 午後、下水道庁舎内で行われた記者発表で山際部長は「11月は工事の追い込み時期となり、気温低下や日照時間が短くなることから、重要な時期と捉え無事故・無災害での工期内工事完了目的に毎年安全パトロールを実施している。施設の安全や歩行者通路など重点に点検した。また、安全工事推進活動として全現場に文章配布、ポスター掲示や安全スローガン入りカラータオルの配布などで安全推進の啓発活動を行っている」と説明。工事安全旬間パトロール実施の意義を強調し、現場管理点検や監督体制を強化し事故ゼロを目指していくとした。
 続いて、青鬼良一管路工事担当課長が「今回は203箇所の工事の中から管路5箇所、河川3箇所の現場パトロールを実施した。土留め設置や現場の整理整頓はおおむね良好に行われていた。点検成績の結果は最高点79.8点、最低点74.8点、平均点77.7点と工事は良好な安全管理がなされていたと評価した。良工事7件、可工事1件であった」と報告。ただ一部現場で交通誘導の不備があり再確認の指導を行ったと述べた。
 安全推進委員会では、冬場を迎え一層の安全対策強化や安全作業への意識高揚も重要と訴えている。


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