建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2014年12月号〉

山陰自動車道 朝山・太田道路を施工


 平成26年度 松江国道安全協議会
朝山・大田道路安全協議会 会長
(カナツ技建工業株式会社)
 竹下 誠



 朝山・大田道路協議会は、山陰道のうち大田市朝山町〜同市久手町間の朝山・大田道路(延長6.3km)の工事を担当する施工業者(現在9社)で構成されています。本協議会は、労働災害及び公衆災害の防止と地元地域への貢献を主な目的として発足しました。
 本区間は山間部を通るルートで、事業は平成19年度から開始されました。現在行われている工事は改良工事が中心で、その他橋梁上部工、路側整備工事、伐採作業が行われています。改良工事は切盛土を行う土工事が中心で土砂を運搬するダンプトラックが数多く周辺を走行している状況です。
 協議会では、工事全体が円滑に進むよう、施工業者間の工程などさまざまな調整を行ったり、安全看板の設置や現場パトロールを実施して工事が安全に進むよう活動しています。特に地元の皆様のご協力は、工事を円滑に進める上で欠かせないと考えており、地元の皆様とのコミュニケーション活動は、今後一層図っていきたいと考えております。
 現在、協議会で行っている活動の一例としては、土工事に伴うダンプトラックの走行数が多いことから、本工事に係るダンプトラックの前面及び背面に路線名、工事番号、施工業者名等を表示した共通様式のプレートを貼付し、地元の皆様方への周知と運転手の意識向上に努めています。
 協議会ができてから半年経ちますが、本区間の事業はまだ多くの工事が残っています。事業を無事に完了させるためにも、本協議会の施工業者全社が一丸となって安全に工事を完成させ、地域の皆様方に貢献できるよう活動していきたいと考えています。


HOME