建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2014年10月号〉

「発注者・受注者相互の風通しの良い活動」を目指して!

 霊山道路工事安全協議会 会長 国道115号馬舘山トンネル工事 作業所長(株式会社安藤・間)
 菅原 一智

 霊山道路工事安全協議会は、複数の工事が相互に関連する建設現場において、発注者と受注者および受注者聞の安全施工に関する緊密な情報交換を行うと共に、非常時における臨機の措置を定める等の連絡調整を図り、協力して工事を安全かつ円滑に実施することを目的として、平成24年4月に発足し、福島河川国道事務所発注の霊山道路及び伊達拡幅工事における受注業者で構成され、毎月活動を行っています。
 平成26年7月末現在、20現場の代理人あるいは監理技術者で活動を行っています。
 具体的な活動内容は、毎月開催する工事安全協議会(発注者および工事監督支援業務者を交えて施工者聞の工程・規制時間の調整、緊急時の連絡・避難等体制の整備、現場安全パトロールの実施、発注者および工事監督支援業務者から施工業者への連絡事項伝達)を中心として、工事PR看板の設置や道路清掃などを実施しています。
 工事を進めていく中で、復興支援道路として地元の方々の期待は高く、我々受注者もその期待に応えるべく受注者、発注者とも一丸となり工期を守り、全受注者無事故での完工を目指し、協議会活動に力を入れ取り組んでいるところです。
 活動から約2年が経過し、霊山道路工事はこれから更に多数の工事が発注され数多くの受注者が協議会に新たに参加することになりますが、これからも協議会活動を活発に行い、平成29年度の開通に向け、最後まで無事故・無災害で完成させることができるよう協議会一丸となり取り組んでいきたいと考えています。

現場安全パトロール


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