建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2014年8月号〉

国際物流拠点として整備が続く八戸港の工事の安全な推進を目指して

 八戸港工事安全衛生推進協議会 会長(東亜建設工業株式会社)
 小村 正司

八戸港(写真提供:国土交通省八戸港湾・空港整備事務所)

1.協議会について

 当協議会は平成24年10月に発足し、国土交通省東北地方整備局八戸港湾・空港整備事務所管内の八戸港及びむつ小川原港関連工事の請負業者が会員となって相互に協力し、工事の円滑な運営と安全衛生の推進を目的に活動しています。

2.活動内容

 協議会の主な活動内容としては、隔月に開催する工事安全衛生パトロール及び安全衛生講習会を中心に、関連する諸団体との安全推進活動への参加を行っています。また協議会の顧問の国交省八戸港湾・空港整備事務所、八戸海上保安部及び八戸労働基準監督署の方々を毎回パトロールに招き、より充実した安全衛生活動を実施しています。

3.関連工事の進捗状況

 平成25年7月末に港湾施設の災害復旧事業は完了しており、現在は外港地区防波堤(中央・第二中央)の整備とともに市川地区、八太郎地区における直轄土砂処分場の整備が急ピッチで進められています。また平成27年4月にはLNG輸入基地の操業開始が計画されており、北東北国際物流拠点港としての発展が大きく期待されています。

4.あとがき

 当協議会としては、東北地方整備局八戸港湾・空港整備事務所をはじめとする関係機関との連携を図り、今後も無事故無災害で事業が円滑に進められるよう会員一同が一致団結して活動を行っていきたいと思います。

 


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