建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2014年7月号〉

能越自動車道の早期開通に伴う工事の安全活動

 能越自動車道 七尾氷見道路工事連絡会I会長 能越道
 城山高架橋上部その1工事 川田建設株式会社 作業所長
飛口 篤志


位置図


城山高架橋

 能越自動車道は、輪島市を起点とし、北陸自動車道小矢部砺波JCTに至る約100kmの国道470号の自動車専用道路です。現在施工中の区間は七尾IC(仮称)〜七尾城山ICまでの3.2kmと七尾大泊〜県境までの1.1km、合計4.3kmの区間で16業者が21工事現場で稼働中です。
 能越自動車道七尾氷見道路工事連絡会Iは、同じ施工区間に関係する複数社の建設現場に於いて、発注者と請負者及び各社の安全な施工並びに工程調整などについて緊密な情報交換を行うとともに、非常時における臨機の処理を予め定めて連絡調整を図り、各社が協力して工事を安全かつ円滑に進めることを目的に平成16年4月に発足しました。
 上記施工区間の中で城山高架橋は橋長835mの高架橋で、その1工事、その2工事、その3工事の3社が施工を行っており、県道城山線・市道矢田郷401号線の上空での施工がある高架部を施工することから、関係各社が工事連絡会の目的を再度周知徹底し、更なる体制強化を徹底することにより、公衆災害・飛来落下災害・墜落転落災害、交通事故災害等発生の未然防止に努め、「工期中の事故は絶対起こさない」を合言葉に協議会に所属している全社を挙げて安全対策を進めています。
 活動から11年が経過し、平成26年度の開通を目指し、最後まで無事故無災害で工事を完成させることが出来ますように工事連絡会一同一丸となり取り組んで参ります。



HOME