建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2014年7月号〉

【TOPICS】

高い技術と品質・安全管理に優れた27社に表彰状

札幌市建設局 平成25年度 土木部所管工事優秀施工業者表彰

吉岡建設局長より受賞者に表彰状の贈呈

 札幌市建設局は5月30日(金)午前、すみれホテルで平成25年度の土木部所管工事優秀施工業者表彰式を行った。
 同表彰は、業界の技術レベルと意欲の向上を促し、請負工事の品質・優良な施工体制を確保することを目的に、昭和55年度施工工事から始まり今回で34回目を迎えた。今年度は、平成25年度中に竣功した建設局土木部所管工事件数476件の中から26件(単体25件、JV1件)27社が選ばれた。
 この日の表彰式では、はじめに浦田土木部長が、選考にあたり、技術力や現場管理・品質管理や安全パトロール結果などを基準に審査した。また、バリアフリー、共同溝などは、中心街で人の多い所での工事も考慮したなどと、総合評価の高かった27社を決めた経過を報告、今後も技術向上、品質管理に努めてほしいと期待をこめた。続いて、吉岡亨建設局長より受賞27社に栄誉をたたえ表彰状が手渡された。
 吉岡局長は、厳正な審査の中から、特に優れた技術力、品質・安全管理で受賞した企業に対して、「企業を上げての努力が結び受賞となったもの」と感謝と敬意を表し、「市民の安心・安全なまちづくりには皆さんのご尽力が必要であり、市としても事業量・事業費の確保に向け、業界に耳を傾けていく」とした。
 受賞者を代表して、田中組の阿部芳昭社長は、「地震・台風・豪雨と自然災害など多発し、私たち(建設業)が果たす役割、義務も増している。業界は人材・資材不足、資材高騰などとなっているが、私共も安全・安心なまちづくりの一翼を担っていきたい、地域貢献、社会を守ることが業者の原点と考えている。一層の努力をしていきたい」と決意を表明した。


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