建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2014年3月号〉

【ZOOM UP】

地域に根ざした、防災活動拠点を整備

── 「消防組織機構再編計画」で南茅部支署庁舎新築

函館市 東消防署南茅部支署庁舎新築工事

完成イメージ

　函館市の東部、噴火湾に面した南茅部地区(旧南茅部町)の防災拠点として函館市が建設を進めている函館市東消防署南茅部支署は、同地区ならびに市東部地区の消防行政サービスを効果的に発揮するために、現在の尾札部町から函館市南茅部支所(旧南茅部町役場) の隣接地、川汲町に移転新築する。
　建設地は、南茅部バイパスに近く、道道函館南茅部線に面し、南北に細長い街並みが海岸線沿いに続く漁業が盛んな同地区のほぼ中間地点となっており、津波被害等を受けることのない噴火湾や太平洋が見渡せる高台で、各種災害にも迅速に対応でき、地域住民からも大きな期待が寄せられている。
　新庁舎は、耐震性に優れ、同地区の防災活動拠点として、地域住民に安心と安全を提供、充実した消防行政サービスを展開する。