建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2014年2月号〉

年頭所感

「防災・減災対策」「地域と連携」強化と交通ネットワーク整備で
地域経済・産業の活性と観光振興を推進

国土交通省 北海道開発局
小樽開発建設部 部長
福本 淳

 新年明けましておめでとうございます。
 日頃から皆様には、小樽開発建設部の事業の推進につきまして、特段のご支援とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
 当部では、道路事業において、災害発生時における被害を軽減し、円滑かつ迅速な応急活動を支援するため、一般国道5号忍路防災、一般国道5号塩谷防災等を推進しています。
 また、地域経済・産業の強化を図るための交通ネットワーク整備を推進するため、一般国道276号岩内共和道路において、今年度の部分開通、平成26年度の全線開通を目指して工事を実施しています。交通安全対策については、事故データや地域の声をもとに取りまとめた「事故ゼロプラン」に基づく各種対策を推進するとともに、安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興等の観点から無電柱化事業を実施しています。また、管内の橋梁等の道路インフラの老朽化対策にも取り組んでおり、今後も引き続き、安全で信頼性の高い道路の確保に努めて参ります。
 治水事業では、洪水から尻別川流域住民の生命財産を守るため、自然災害に対応する根幹的な治水対策として、河道断面が不足している区間において、洪水時の水位を低下させる河道掘削を実施するなど、羊蹄山を背景とした雄大で美しい自然環境を良好な状態で次世代に引き継ぐようその保全に努めて参ります。
 港湾整備事業では、小樽港において建設から100年以上経過してもなお現役として活躍続け、歴史的構造物である北防波堤の安定性を確保するための改良、石狩湾新港では港内の静穏度向上を図るための北防波堤整備、岩内港では港湾施設の老朽化対策整備を推進しています。
 農業農村整備事業では、効率的かつ生産性の高い農業経営を目指して、国営農地再編整備事業「真狩地区」において区画整理等を実施するとともに、国営地区調査(緊急農地再編整備)「ニセコ地区」において、生産性の向上と農地の土地利用の計画的な再編を図るべく調査を推進しています。また、「余市地区」においては、経年変化により施設の老朽化が進行していることから、施設の補修・補強等を行って老朽化を抑制し、ライフサイクルコストの低減を図るべく、国営施設機能保全事業において施設長寿命化計画策定のための調査を推進しています。
 水産基盤整備事業では、古平、美国、寿都漁港で、荒天時に漁港内の安全を確保するための防波堤改良、施設の老朽化対策など、水産物の安定供給のための整備を推進しています。
 当部といたしましては、地域との連携を念頭に、防災・減災事業、インフラの老朽化対策を始めとする多様な施策を着実に推進し、「地球環境時代を先導する新たな北海道総合開発計画」が掲げる目標の実現を目指して、引き続き、社会資本整備や維持管理の品質確保、コスト縮減等を図りながら、地域の期待に応えるよう、その使命、役割を果たして参りたいと考えています。
 本年が、皆様にとりまして実り多い一年になりますことをご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。


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