建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2013年12月号〉

【TOPICS】

工事の追い込み期を迎え現場パトロール実施、安全工事の徹底を要請

―― 現場8箇所を点検良好の評価、ポスター掲示などの 啓発活動も強化

札幌市建設局下水道河川工事安全推進委員会

 札幌市建設局下水道河川工事安全推進委員会は11月6日、「下水道河川工事安全旬間(11月1日〜10日)」に合わせ、現場パトロールを実施した。この日は、委員長の山際裕信管路担当部長、藤田雄一処理担当部長をはじめ安全推進委員会の全委員が2班編成で市内8箇所の現場を回り工事の安全・事故防止対策強化を要請した。
 午後から下水道庁舎内で安全パトロール結果の報告が行われた。
 席上、山際部長は「11月は工事の追い込み時期となり、気温低下や日照時間が短くなることから、重要な時期と捉えて事故・災害防止を目的に安全パトロールを実施している。また、安全工事推進活動として全現場に文章配布、ポスター掲示や安全スローガン入りカラータオルの配布などで安全推進の啓発活動を行っている」との説明があり、工事安全旬間パトロール実施の意義を強調した。
 さらに、今年度は死亡事故があり残念な結果となった、重く受け止め二度と繰り返さないためにも現場管理点検、監督指導など事故防止の取り組みを強化するとした。
 続いて、青鬼良一管路工事担当課長より「今回は255箇所の工事の中から8箇所の現場でパトロールを実施した。看板掲示や歩行者通路・誘導、現場の整理などは、ほぼ良好に行われていた。点検成績の結果、最高点80.5点、最低点77.5点、平均点77.5点と工事は良好な安全管理がなされていたと評価した。優工事3件、良工事5件であった」とパトロール報告された。また、一部現場で不備な点があり口頭注意をしたと述べた。
 安全推進委員会では、冬場を迎え一層の安全対策強化や安全作業への意識高揚も重要と訴えている。


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