建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2013年9月号〉

【寄稿】工事の円滑な推進を目指して

 水島港水島玉島地区臨港道路関連工事安全連絡協議会

 会長(東亜・みらい特定建設工事共同企業体)本山 喜章












1.協議会について

 当協議会は、水島港水島玉島地区臨港道路関連工事(以下、水島港臨港道路関連工事とする)に係わる関係業者が相互に協力し、会員間の連絡調整、安全衛生管理の充実、その他必要な措置を講じ労働災害・事故の防止を図ると共に、水島港臨港道路関連工事が円滑に推進されることを目的とし、現在9社(共同企業体含む)を会員とする組織です。

玉島側より河川内を望む

2.活動内容

 おもな活動内容として、安全衛生に関する各工事間の調整、労働災害防止及び公衆災害防止に関する情報共有、関係機関との連絡調整、安全衛生推進行事、地域貢献、各機関開催の行事への参加調整等を行っています。また、発注者様との合同安全パトロール(2箇月に1回程度)へも参加しています。
これらの活動を通じて、会員各社が情報共有し、円滑に工事を進めることを目指しています。

3.関連工事の進捗概況

 水島港臨港道路関連工事のうち、河川内については今年度中に下部工15橋脚が完成し、残り4橋脚となります。工事期間中は各橋脚に船団を配置しての作業となりますが、一般船舶の航行に支障がないよう航路を確保しながら作業を行っています。
 水島側アプローチ部では一部、上部工の架設が始まっており、下部工については既に10橋脚が完成しており、残り2橋脚となっています。
 玉島側では、1橋台、仮設桟橋、5橋脚を施工中で、残り6橋脚となります。

R-P17橋脚(手前)、P18橋脚(奥)橋脚構築状況

4.あとがき

 当協議会としては、近隣住民、企業からの臨港道路の早期完成が望まれるなか、中国地方整備局宇野港湾事務所と連携を図りながら、今後も無事故で工事が円滑に進められるよう活動を行っていきたいと思います。


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