建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2013年7月号〉

【寄稿】「地元に根ざした活動」を目指して!

 東九州道工事連絡協議会 会長
東九州道(県境〜北川)熊野江第一トンネル新設工事
前田建設工業株式会社

 作業所長 前田 泰郎

 東九州道工事連絡協議会は、発注者と受注者の工事施工に伴う連絡調整を行うとともに、労働災害防止、第三者災害の防止対策および地域への貢献を目的として、平成20年5月に発足し、東九州道の宮崎県境〜北川区間の受注者で構成され、北川地区と北浦地区に支部を設け活動を行っています。
 工事ピーク時には、30を越える現場から構成される事もありましたが、平成24年12月の東九州道の須美江〜北川間開通に伴い北川地区支部が解散し、平成25年6月時点では北浦地区支部のみで15現場の代理人で活動を継続しています。
 具体的な活動内容としては、毎月開催する工事連絡協議会(発注者を交えて施工者間の工事・工程調整および現場パトロール)を中心として、啓蒙看板等の設置や道路清掃、地元行事への参加(花火大会など)などです。
 工事を進めていく中で、地元の方々は非常に協力的で、この東九州道完成に対する期待も高く、我々受注者も決められた工期のなかで絶対に事故など起こすことの無いよう、協議会を挙げて鼓舞しているところであります。
 活動から5年が経過し、数多くの受注者が協議会に参加し、無事に工事を完成させていきました。東九州道(県境〜北川)の工事も残るは北浦〜須美江間のみとなり、平成26年度開通に向けて、最後まで無事故・無災害で完成させることが出来るよう連絡協議会一丸となって取り組んでいきたいと考えています。

協議会安全パトロール


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