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【特集】 東北地方整備局がウェブサイト「震災伝承館」を開設―― 地震津波災害のバイブルが完成国土交通省 東北地方整備局
サイトの構成はトップ画面となる「HOME」をはじめ、「震災概要」、「写真」、「動画」、「年表」、「読み物」、「より知りたい人へ」、「リンク」で編成されている。震災概要は「地震発生津波来襲」、「啓開」、「被災地支援」、「応急復旧」で構成され、地震発生時の状況から、東北地方整備の迅速な櫛の歯作戦によって、瓦礫で埋まった地域がスピーディーに道路啓開され、港湾・空港の使用が可能となり、災害救助の強力なサポートとなった状況が詳細に説明されている。 写真は市町村ごとに整理されているだけでなく、被害の種類や復旧活動の内容、避難施設、復興に向けての地域行事など、細かくテーマごとに整理され、動画は各地の観測地点から撮影された津波の脅威を伝えるだけでなく、関係者らの貴重な証言や避難行動の状況なども収録されている。 年表は地震発生時から2013年3月25日に至るまでの、東北地方整備局の動向と、それに並行して全国の動向も記録されており、世相と対比しながら日本の中の東北の動向を概観出来るように編集されている。 読み物では、被災地で展開された様々な人間模様と、復旧や原発事故対応への苦闘などを詳述した書籍が紹介され、より知りたい人への項目では、用語解説や関連事項に関する詳細な説明が掲載されており、副読本や事典としても役立つ内容となっている。
震災概要地震発生直後の救命・救援ルート確保、地域支援や応急復旧を行った東北地方整備局の取り組みを紹介。
写真写真は 被害状況や復興支援などに分類され、さらに細かいキーワードでの検索も可能。
動画国土交通省防災ヘリ「みちのく号」からの空撮映像などがWMV形式ファイルでダウンロード可能となっている。
年表東日本大震災発生直後からの「東北地方整備局の動き」と「全国ほかの動き」を一覧で表示。
読みもの震災に関連する雑誌記事や書籍を紹介し、PDF形式ファイルで一部閲覧可能となっている。
より知りたい人へ啓開(くしの歯作戦・港湾啓開・地域支援・TEC-FORCE・災害対策機械・リエゾン・支援物資調達)、復旧(道路・河川・海岸・港湾)、復興(復興道路・河川海岸・港湾)、定点写真、記録誌・記録集、広報誌、復興計画、記者発表一覧、心得集、教訓集、講演資料、モニュメント／パネルの各項目を写真や図表を使って分かりやすく解説。 |
