建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2012年11月号〉

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良好な住環境整備と中心市街地賑わい創出

── ユニバーサルデザイン採用で10階建、120戸を建設

苫小牧市 平成24年度若草町市営住宅新築工事

▲外観完成イメージ

 苫小牧市は利便性に富んだ中心市街地の若草町に市営住宅の建設を進めている。
建設の経緯
 昭和45年から昭和49年にかけて建設された日新団地の市営住宅(27棟930戸)は、築後35年以上が経過し、老朽化が進んでいる。また、浴室等の無い住棟もあり、住環境の改善も必要となっている。
 日新団地建替計画では、将来の人口推計やこれまでの団地建替事業の実績、苫小牧市営住宅ストック総合計画における「建替の際には、戸数を減らす」という方針に基づき、管理戸数を930戸から650戸程度とすることにした。
 この内550戸は、良好な住環境の改善に配慮して現位置(日進団地)に整備する事とし、残る100戸程度については、中心市街地に建設することで、居住人口を増やし、賑わい創出に寄与するものとし、若草町に該当市営住宅を建設することになった。
施設の特徴
 より良い住環境整備のためユニバーサルデザインを、建物の耐久性向上と省エネルギー化のために外断熱工法を採用した。


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