建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2012年9月号〉

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夕張市の地区再生と地域コミュニティの形成目指す

── 南清水沢歩団地A工区4棟14戸の建設始まる

北海道建設部 夕張市道営住宅(南清水沢歩団地)新築

▲外観完成イメージ

 夕張市道営住宅建設にあたっては「北海道公営住宅安心住居推進方針」「北海道営住宅設計指針」及び「木造道営住宅設計指針」を踏まえ、整備目標として「高齢者が安心して暮らせるまちなか道営住宅の整備」及び「環境負荷低減に配慮した新たな木造道営住宅の整備」を基本方針とした。
 平成23年度に基本・実施設計を行い、平成24年2月より建設に着工した。
整備のコンセプト
@住棟へのアプローチなど動線と屋外施設とのつながりを配慮した整備
A住棟内や敷地内の見通しの確保や歩車道分離など団地内の安全性や防犯性に配慮した整備
B周辺一戸建て住宅や市営住宅を踏まえ、周辺環境にも配慮した整備
Cユニバーサルデザイン採用の「木造道営住宅」の整備
D高齢入居者に配慮した住宅の整備
E集会所を利用したまちなか道営住宅の整備
F屋外広場を利用したまちなか居住の整備
G世代間交流及び地域コミュニティ形成の場の提供
H夕張市の地区再生方針を踏まえ、周辺の福祉診療所や交流・交通拠点ジーンの連携やつながりに配慮した整備

―など9項目の整備方針で、1棟2戸タイプ住宅2棟、1棟3戸タイプ住宅5棟、1棟4戸タイプ住宅2棟、及び集会所をA、B工区とし、平成23年度からA工区の建設を進めている。B工区は未定。




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