建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2012年8月号〉

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多世代混合居住で世代間交流を促進

── 釧路市まちなか団地形成で2棟49戸を建設

北海道建設部 釧路市道営住宅(川北団地)新築工事

▲外観完成イメージ

 道建設部は北海道が住宅施策の目標・推進方針を定める「北海道住生活基本計画」釧路市が官民一体となり推進する「釧路市ライフケアビレッジ構想」の基本計画・構想に基づき釧路市道営住宅川北団地計画を進め、平成22年度に基本設計、23年度に実施設計策定し、24年2月建設に着工した。
 建設にあたり
(1)まちなか居住の推進として、まちなかにおける多世代混合居住と多様な世代間交流を図る
(2)高齢者等の安心居住推進として、高齢者・子育て世代・障がい者向け住宅等セーフティーネットの供給を進める。
(3)地域特性・環境に改良した整備の推進として、釧路市の気候条件や環境負荷低減に配慮した住棟・外構計画とする
―を基本目標に設定した。
 建設地はJR釧路駅や釧路市中心市街地に近く利便性を配慮した。道営川北団地は年次計画で、A棟24戸と集会所、B棟25戸を建設する、いずれも5階建てとし、平成26年3月完成予定。
 現在建築中のA棟は、2DK=5戸、2LDK=19戸の総戸数24戸で内5戸が子育て住戸となる。
 また、敷地内には多目的広場、子育て広場、ポケット広場を配置し世代間交流を促進する。



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