建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2012年4月号〉

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子供から高齢者まで誰もが快適な居住環境の整備

── 新北斗団地とのコミュニティあふれる郊外型団地形成

名寄市 北斗団地公営住宅建設工事

名寄市は「少子・高齢社会に対応した居住の安定確保と居住環境の整備」を建替事業のメインテーマに北斗団地公営住宅建設工事を進めている。
 建設地は市街地中心部から北へ約2�qの距離に位置し新北斗団地に隣接した郊外型住宅地で、団地の北側は一級河川名寄川、東側に都市計画道路アカシア通に接し、周辺には文教施設や医療、福祉施設などが立地し住宅地として良好な環境となっている。
 建替事業にあたっては、�@安心して安全に暮らせる居住環境の確保�A適度な快適性を備えた居住環境の形成�B良好な居住環境の持続と3つの基本目標を掲げ、北斗・新北斗団地の現状と入居者の意向をふまえた取り組みを進めた。

 その中で、子供から高齢者まで誰もが暮らしやすい住宅・住環境整備、世帯特性と住戸構成、地域コミュニティ配慮、団地の利便性などの課題に取り組んだ。  今回の建替事業は、隣接の新北斗団地との関連性も配慮し緑地帯や菜園利用スペース配置や住民が自由に活用出来るオープンスペースの確保や、地域コミュニティに配慮し北斗・新北斗団地の中央に集会施設を設置する。
 将来的には福祉施設や商業施設の整備を視野に入れて利便性のある団地形成を目指している。
 北斗団地は年次計画に基づき建替事業は平成33年度完了の予定。また、隣接の新北斗団地の改修工事も進める。