建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2012年3月号〉

TOPICS

高い技術と環境配慮、地域貢献企業に知事感謝状

――工事部門55社、委託部門11社が受賞

平成23年度 北海道建設部 工事等優秀者表彰(知事感謝状伝達)

  ▲札幌建設管理部での受賞者の皆さん

  ▲成田部長より感謝状贈呈
 北海道建設部は平成23年度・工事等優秀者を発表した。
 同表彰は北海道建設部各所管建設管理部が平成23年度に発注、完了工事の中から高い技術力や品質管理、防災対策、環境配慮などに特に優れた業績を上げた業者を選考し知事感謝状を贈呈するもので今年度は、工事部門で55社、委託部門で11社の合計66社が選ばれた。
 表彰式(知事感謝状伝達)は1月23日より各所管の建設管理部でそれぞれ行われた。
 1月23日午後、札幌建設管理部で行われた伝達式では、成田修二建設管理部長より工事部門7社、委託部門5社の代表に感謝状が贈呈された。
 成田部長は、優れた技術と経営力を発揮、地域貢献など工事に対する功績に対し感謝の意を表し、昨年の東日本大震災や集中豪雨などの自然災害など振り返り。社会資本整備事業による安心安全な地域づくりに大きな役割と貢献を果たしている建設業の発展が不可欠で、適正な評価入札など建設業の振興につとめて行きたいと述べた。
 土木部門の受賞者を代表して勇建設轄笊q弘社長が「適切な工事と環境配慮、地域に喜ばれ、模範となる工事に努めたい。受賞が自信と励みになる」と述べた。
 今年度の知事感謝状伝達式は、1月23日=札幌・小樽・旭川・網走、25日=留萌、26日=稚内・函館、27日=釧路、2月3日=帯広、7日=室蘭の各建設管理部において行われた。
 一方、建築局表彰式は1月26日、道庁赤れんが庁舎内で行われ富田克己建築局長より受賞各社に感謝状が手渡された。
 平成22年度完了した工事の受注者252社、委託業務29社から、施工成績、地域貢献等をもとに特に優秀な企業を表彰するもので、14社が栄誉を受けた。
 富田局長は先ず道の営繕行政についての理解に感謝を述べ、「道の営繕事業は、安心して暮らせる地域社会が目的で長寿命化、環境整備を目標に進めている」と説明し「公共事業に対する道民の信頼と建設業をリードし模範となってほしい」と受賞企業の努力をたたえ今後の貢献に期待を込めた。
 受賞者を代表して伊藤組土建樺テ司武社長は「建設業界は公共事業の縮減など厳しい経営環境おかれている、特に東日本大震災や円高で不透明」と建設業界の状況を強調。「建設業は北海道の基幹産業であり社会資本整備事業に対し重要な役割を担っている、これからも、技術、品質に優れた企業・工事に努力したい」とあいさつ。

  ▲建設部建築局受賞者の皆さん
  ▲富田建築局長より感謝状の贈呈   ▲受賞者を代表して伊藤組土建 津司社長が挨拶


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