建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2011年11月号〉

寄稿

2011年度 札幌建設管理部 優秀現場代理人表彰

3・4・3千代田丁未線 交付金工事外

宮脇大木建設株式会社
現場代理人 高沼 英範

当工事は、夕張市における主要道道夕張岩見沢線(千代田丁未線)の平面・縦断線形の緩和、道路拡幅、歩道整備を目的とした道路改良工事でした。
 工事箇所は国道452号線を起点とし岩見沢市へと向かう幹線道路で、周辺にはスキー場、ホテル等の観光施設、市役所、警察署、病院等の公共施設が集中する路線であり、また本町地区・昭和地区の生活道路としての役割も担う道路でした。
 工事は一般的な道路土工、排水工、路盤工、舗装工のほかに擁壁工(場所打ち杭工)、法枠工、アンカー工、集水井継足工、不断水工法による上水道移設工と工種も多岐にわたり左側は軒先が現道となっており、右側は地すべり地帯の谷地で狭小な幅員での施工となるので地域住民の車両通行と歩行者通行の確保、周辺民家への騒音・振動の抑制に配慮した、工程管理と安全管理に留意して施工に臨みました。
 設計変更により厳冬期の工事量が増加し、工期的に厳しい施工となりましたが現場従事者が一丸となって無事故・無災害で工事を完成することが出来ました。
 工事の施工にあたり、ご指導ご協力いただいた発注監督員をはじめ夕張市役所、警察署等の関係機関、ならびに工事へのご理解とご協力をいただいた地域住民の皆様に深く感謝いたします。

▲L型擁壁工 ▲法枠工

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