2011年自治体企画

行政とまちづくり

北海道　稚内市

稚内東中学校整備事業や宝来団地建設の継続

稚内市長　工藤　広

　稚内市の2011年度予算は、総額414億6840万円で昨年当初予算比2.4%増となった。一般会計は230億7000万円(前年比4.7%増)うち普通建設事業費は37億を計上している。
　主な事業計画として稚内東中学校整備、学校給食センター管理運営事業や宝来団地2号棟建設を継続して進める。都市基盤整備では稚内港・宗谷港改修事業(国直轄)、稚内港港湾環境整備国庫補助事業を推進。環境・生活基盤整備では、廃棄物最終処理場建設や廃棄物中間処理施設建設事業を行う。
　また、中心市街地再生事業として稚内駅周辺地区市街地再開発事業を継続する。ほか、沼川北部地区畜産担い手育成総合整備、豊別地区道営草地・稚内地区道営草地整備、沼川地区農道整備などの事業を進め、安心・安全な農畜産物供給をめざす。さらに、栄2条通道路、単独地方道路整備など社会基盤整備事業を行う。
　一方、観光を核とした産業振興事業として“サハリンとの経済交流促進"に力を入れる。

▲稚内港

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北海道　えりも町

新規事業で道産材活用した町職員・教員住宅の建設

えりも町長　岩本溥叙

　えりも町の2011年度予算は、一般会計が42億6千万円で前年度当初予算比7%の減で、特別会計(6会計)と合わせた総額は、63億7,700万円で前年対比4.8%の減額予算となり、普通建設事業費においても、本年度は4億9,719万円で前年対比32.6%の大幅な減額となった。
　本年度の主な新規事業としては、北海道産材の利用促進を活用した町職員住宅(2棟8戸)の建設や、教員住宅(2棟2戸)の建て替え工事の実施、さらには、水産関連事業として水産倉庫増改築事業、畜養活魚水槽施設整備及び直販店舗新設整備事業の補助を進める。
　継続事業としては、平成18年度から平成24年度までの事業計画としている東部簡易水道石綿管更新事業を実施するほか、えりも港湾の臨港道路整備及び防波堤改良工事、また、水産生産基盤整備として機械式雑海藻駆除事業を行う。


▲襟裳岬展望台	▲雄大な襟裳岬の眺望

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