建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2011年5月号〉

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地域子育て支援ネットワークとの連携も

―― 安全居住・経済性に配慮しB棟建設進む

北海道建設部　登別市道営住宅であえ〜るはまなす団地

▲登別市道営住宅であえ〜るはまなす団地　パース

　北海道建設部は、登別に道営住宅であえ〜るはまなす団地の新築を進めている。建設経緯は、平成19年度から子育て支援道営住宅の整備を実現するため、具体的な整備の考え方や整備計画・団地の運営管理に係わる事項について、道と登別市の関係部局により「登別市子育て支援道営住宅連絡会議」を設置し、連携して検討を進めた。
　建築計画として、「地域再編道営住宅基本計画」（仮称登別中央団地）を策定し、平成20年度に「登別市道営住宅新築工事（であえ〜るはまなす団地）実施設計」を行った。
　設計に当たっては、「北海道住生活基本計画」、「北海道公営住宅等安心居住推進方針」、「北海道子育て支援住宅推進方針」等をもとに�@計画敷地の周辺に与える影響�A子育て支援住宅・集会室・児童遊園等のオープンスペースの一体的利用�B登別市の子育て支援ネットワークや地域との連携のしやすさ�C適切で無駄のない土地利用�D安全性、経済性に優れた住棟形式―などを配慮し具体的な設計を進めてきた。 　すでにA棟は22年3月に完成し、現在B棟工事が進められている。