建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2010年12月号〉

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宝来団地2期工事に着手

――「誰にでも優しい住宅」を構築

北海道 稚内市 稚内市営住宅宝来団地(B棟)

▲宝来団地B棟外観パース


 宝来団地(第1期)は、平成17年度より供用を開始し、平成17年度に策定した「稚内市市営住宅ストック総合活用計画」に基づき執り進めてきた、宝来団地第2期工事の入札を、9月に執行した。
 工期は、平成22年9月〜平成24年7月の予定で、平成24年4月から入居応募を開始し、同年8月の供用開始を予定している。
誰にでも優しい住宅
 北海道ユニバーサルデザイン公営住宅整備指針に基づき、住空間の段差の解消に努め、手すりの設置や車椅子対応を図ることで、「誰にでも優しい住宅」の構築を目指す。
省エネ住宅
 共用部及び施設の内部・外部には、LED照明を採用することで、環境にやさしい施設空間の創出を図る。
長寿命化住宅
 長期維持管理が容易な住宅を構築するため、さや管ヘッダー方式・架橋ポリ管とし、露出配管をデザインとする。
安心安全な住宅
 厨房熱源は、ガスとIHヒーターどちらか選択可能とし、また、緊急通報システム設備の設置する。

工事概要
建物規模:1棟40戸、10階建て 鉄筋コンクリート造
延 面 積:3,420u
内  訳:2DK 20戸、2LDK 20戸
工  期:平成22年9月〜平成24年7月完成
入居予定:平成24年8月


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