建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2010年8月号〉

企業リポート

橋本川島コーポレーション・川島社長が第10代旭川建設業協会長に就任

―― まちづくりに主体的に参画する建設業へ転換

株式会社 橋本川島コーポレーション

　この2月の総会で旭川建設業協会の第10代会長に、（株）橋本川島コーポレーションの川島宗則代表取締役社長が就任した。同会長は、建設業によるインフラ整備で地域経済が支えられる一方で、地域も建設業を支えるという双方向の関係性を重視しており、そのためにも協会として、地域の将来像について提言するなど、主体的にまちづくりに関わっていく方針を表明している。
　一方、年々削減される公共投資予算の確保に向けては、建設団体単独ではなく地元商工会議所や観光協会との連携を強化し、経済界における成長戦略に合致したインフラ整備の促進によって、レベルアップする方針を打ち出している。
　こうした方針に基づきながら、本業の橋本川島コーポレーションとしても、地域に埋もれている潜在需要を掘り起こすなど、主体的に市場開拓に乗り出し、従来の受注産業特有の待ちの姿勢から、積極姿勢への転換を図ろうとしている。