建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2010年7月号〉

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優秀工事22件を選考、施工業者24社が栄えある受賞

――舗道工業鰍ェ最多の25回目の表彰、初受賞は9社

札幌市建設局土木部所管工事優秀工事者表彰



▲受賞式会場

 札幌市建設局は5月21日(金)午前、市内のホテルで平成21年度(第30回)札幌市建設局土木部所管工事優秀施工業者表彰を行った。
 同表彰は、昭和55年度施工工事から行われ、業界の技術レベルと意欲の向上を促し、請負工事の品質・優良な施工体制を確保することを目的にしている。
 優秀施工業者選考にあたっては、平成21年度中にしゅん功された建設局土木所管工事474件(前回は384件)より工事成績、安全管理を基準に22工事(JV2件・単体20件)を選考した。表彰業者は24社(市内業者23社、市外業者1社)となった。
 今回の表彰では、初受賞業者は9社、最多回数では舗道工業鰍ェ今回を含め25回の表彰となる。また、北土建設鰍ェ8年連続、杉原建設梶A東豊道路鰍ェ3年連続の受賞となった。55年度以来の受賞社総数は今回で466社になった。
 贈呈式では、坂田土木部長より選考経過報告。続いて、渡邊光春建築局長より受賞各社に感謝状が手渡された。
 渡邊局長は受賞各社の札幌市建設行政に対する協力に感謝の意を表した。また、「しっかりした“ものづくり”行うと共に安心で安全な現場環境を守るため努力を続けている企業を適切な評価をすることが、さらなる技術向上を生み、市民の利益につながる」との考えを示し「公共事業を取り巻く環境は、政治的、財政的にも大変厳しいものがあるが、積極的に経営の革新、技術向上を図るななど努力をいただき、将来の世代に優良な資産を引き継ぐため、札幌市のまちづくりに協力をお願いしたい」と述べた。
 受賞者代表して杉原建設川口雄常社長は「建設業は厳しい状況にあるが、経営理念をかかげ、市民生活に直結する工事施工に努め、安心で安全して住める地域づくりに努力し精進を続けて行きたい」と述べた。

▲渡邊建築局長の挨拶 ▲杉原建設梶@川口社長が謝辞


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