建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2010年2月号〉

interview

年頭所感

国土交通省 北海道開発局 局長  関 克己

関 克己 せき・かつみ
昭和28年12月21日生まれ 長野県出身
昭和53年 3月 京都大学大学院(土木)修
上級甲種(土木)
昭和53年 4月 建設省採用
          北海道開発庁北海道開発局石狩川開発建設部
            漁川ダム建設事業所
昭和55年 4月 同 北海道開発局石狩川開発建設部札幌河川事務所
           第1工務課計画係長(〜57年3月)
昭和61年 4月 建設省関東地方建設局河川部河川調整課長
昭和61年 9月 ESCAP(マニラ)派遣
昭和63年10月 建設省河川局治水課長補佐
平成 2年 7月 同  中部地方建設局庄内川工事事務所長
平成 4年 4月 リバーフロント研究所研究第二部主任研究員
平成 7年 4月 建設省河川局河川計画課建設専門官
平成 9年 7月 同 河川局治水課沿川整備対策官
平成10年 4月 同 大臣官房付
          (兼) 内閣審議官(内閣官房内閣安全保障・危機管理室)
          (兼) 総理府大臣官房安全保障・危機管理室
平成12年 4月 内閣審議官(内閣官房内閣安全保障・危機管理室)
          (兼) 総理府大臣官房参事官
平成13年 1月 内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)
平成13年 4月 国土交通省北陸地方整備局河川部長
平成16年 7月 同 総合政策局建設施工企画課長
平成17年 4月 同 河川局治水課長
平成19年11月 同 国土地理院参事官
平成20年 7月 同 大臣官房技術審議官(大臣官房)
平成21年 7月 同 北海道開発局長


 明けましておめでとうございます。輝かしい新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。
 北海道開発局は、昭和26年7月1日の設置以来、国が北海道開発を推進するための中核的な機関として、北海道と我が国の発展に必要な社会基盤の整備を総合的に進め、安心・安全の確立、活力ある経済社会と地域の形成等、北海道の発展に着実に取り組んできました。
 現在は、平成20年7月に閣議決定された第7期の北海道総合開発計画を推進しています。この計画は、時代の潮流の大転換期にあって、北海道が我が国の経済社会づくりを先導する役割を担っていかなければならないとし、国、地方公共団体、住民、NPO、企業など、北海道を舞台に活動する各主体が将来のビジョンを共有し、それぞれの役割分担と責任とを自覚しつつ、お互い連携・協働していくことが重要としています。
 今年は、第7期計画の3年目に当たり、引き続き、高規格幹線道路、港湾、空港など必要な社会資本を着実に整備することで、北海道の実力を最大限発揮できるような環境づくりに努めてまいります。
 また、道民の生活や持続可能な経済社会活動を支える環境対策、防災対策も着実に取り組んでまいります。
 北海道開発局はこれまでも、北海道の基盤づくりを担い、成果を挙げていくことでその責任を果たしてまいりましたが、私たちは、これらを進めることと合わせ、北海道開発局内部統制及びコンプライアンス強化計画に基づき、入札談合の根絶等に取り組むとともに、職員の意識改革について全力で進め、国民・道民の皆様からの信頼に応えられる開発局として、その使命、役割を果たしていきたいと考えております。
 北海道そして我が国の発展のため一生懸命に取り組んでまいりますので、本年もご指導、ご鞭撻をお願いいたします。
 最後に、今後一年間の皆様のご健康と益々のご活躍を御祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。



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