建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2010年1月号〉

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自然環境良好な音別町に全13棟73戸の団地形成

――最終棟は5階建て25戸の中層階団地建設

釧路市 海光団地A棟公営住宅


▲海光団地  完成予想図

 平成17年10月11目に釧路市・阿寒町・音別町の1市2町が新設合併し、新たな釧路市となった。
 音別町は、釧路市の西端に位置し、国道38号線が道央、十勝方面から通じているため、釧路市の西の玄関口といわれている。
 なだらかな丘陵地や地域の大半を占める森林、美しい河川や海岸線をもっている自然環境に恵まれた地域であり、農業や林業が盛んである。
 また、当地域は、尺別炭鉱とともに発展してきた地域でもあったが、現在は、大塚製薬釧路工場が置かれ、綺麗な水を利用した輸液、注射液、清涼飲料などを生産し、大塚グループの企業城下街となっている。
 海光団地は、尺別炭鉱の閉山に伴い、住民の受け皿として昭和44年から52年にかけて整備してきた地域であったが、新たな入居者ニーズに答えるため、平成13年から現地建替事業を開始し、現在までに平屋連及び2階建、12棟48戸の住宅を整備してきた。
 A棟で海光団地全てが完了し、最終的な戸数は、13棟73戸の団地となる。

海光団地A棟公営住宅概要
建設場所:釧路市音別町海光1丁目31番3
型別戸数:5階建各階5戸並び
     2DK  5戸
     2LDK 15戸
     3LDK  5戸
     計   25戸
敷地面積:5,301.63u
延床面積:公営住宅 2,298.55u
     物  置  104.9 u
     合  計 2,403.45u



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