建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2009年10月号〉

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「まちなか居住環境づくり」で市街地活性化を目指す

――平成26年度までに3棟200戸を建設、初年度工事が着工

千歳市　(仮称)緑町団地建設事業

▲(仮称)緑町団地　パース

　千歳市は、平成16年度に策定した、公営住宅ストック総合活用計画に基づき、市営住宅の建て替え事業を進めている。
　事業の実施にあたって、良好な「まちなか居住環境づくり」を目指すとともに、空洞化が見られる中心市街地の活性化を図り、人口増加を図るため、郊外にある市営住宅団地を中心地に再配置し、住環境の抜本的な改善を進める計画だ。
　公営住宅（仮称）緑町団地は平成21年度〜26年度建設計画で、千歳市中心部の利便性に富んだ地域に建設を進めるもので、年度計画によると、平成21〜22年度(1号棟)60戸、同23年〜24年度(2号棟)60戸で住居形式は1・2号棟同様の設計。平成25年度(3号棟)は、80戸の建設で全体総戸数は200戸の団地形成となる。
　今事業は、立地条件に優れた地区と中層住宅の整備による高度利用化や使いやすい住宅として多様世代が混在した居住形成がなされことで地域活性化が期待されている。