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▲金沢東部環状道路 路線図 クリックすると拡大したものが開きます。 |
金沢東部環状道路
金沢河川国道事務所は、金沢外環状道路の一部を構成する金沢東部環状道路の鈴見交差点立体化及び卯辰トンネル(U期)に着手している。この金沢外環状線は、金沢市の都心部へ流出入する通過交通による渋滞を解消するために計画され、平成18年4月に全線暫定2車線で供用開始された。
この環状線は金沢都市圏の骨格となるもので、国道を挟んで海側部分を通る延長約18.5qの海側幹線と、山側部分の金沢市今町から白山市乾町に至る全長約26.4qの山側幹線とで構成される。金沢東部環状道路は、この山側幹線の一部となるもので、金沢市今町から鈴見台までの区間となる。
この整備によって、混雑する都心部を通らなければ往来できない地域と地域が直結することになったため、都心部の交通渋滞は著しく緩和された。
交差点や信号などで停止することの多い市街地よりも、ノンストップで走行できる金沢東部環状道路を走行することで、Co2排出量が抑制され、地球温暖化への防止にも貢献する。
現在、金沢河川国道事務所では、鈴見交差点の立体化を平成21年度の完成を目標として整備を進めている。
金沢外環状道路(山側幹線)の全線開通に伴い、山側環状を利用する交通が大幅に増加し、卯辰トンネル及び鈴見交差点で、朝夕の通勤時間帯で渋滞が発生しているため4車線化を行っているもの。
鈴見交差点は、外環状道路と中環状道路の機能を結びつける重要な交差点であるため、交差点立体化とトンネル(U期)整備による4車線化を進め、増加している交通を円滑に処理するよう事業を実施中である。
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▲一般国道470号 能越自動車道 路線図 クリックすると拡大したものが開きます。 |
一般国道470号 能越自動車道
能越自動車道は、能登半島において整備される自動車専用道路で、富山県西部に接続する高規格幹線道路だ。ルートは輪島市から七尾市、富山県高岡市を通って、小矢部砺波JCTで北陸自動車道、東海北陸自動車道にアクセスする。重要港湾の七尾港、特定重要港湾の富山伏木港などの流通拠点とのアクセスを向上させ、東京、大阪、名古屋を中心とする三大都市圏との交流強化に貢献する。
すでに能登空港ICから穴水ICまでの穴水道路6.2qと穴水ICから徳田大津ICまでの能登有料道路27.0q、徳田大津ICから田鶴浜ICまでの田鶴浜道路5.9q、氷見ICから高岡北ICまでの氷見高岡道路11.2q、高岡北ICから小矢部・栃波JCTまでの高岡砺波道路18.2qが開通している。
現在は七尾ICから氷見ICまでの七尾氷見道路28.1qが整備中で、小栗トンネル(仮称)、麻生トンネル(仮称)が貫通している。現在は、最も長い七尾トンネル(仮称)について施工中であり、さらに佐々波川橋(仮称)、黒崎第二高架橋(仮称)、熊渕川橋(仮称)などの施工が進められている。
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