建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2009年6月号〉

寄稿

建設中の当別ダムに架かる望郷橋

――6径間連続PC箱桁橋

ドーピー・北英・西江 特定建設工事共同企業体  所長 山崎 智公




▲全景(2009年4月24日)

 現在、当別町字青山地区で当別ダムの建設が進んでいますが、その横断橋として望郷橋が計画され、私たちはその上部の施工に当たっています。この望郷橋は、道道当別浜益港線の一部で、構造は6径間連続PC(プレストレストコンクリート)箱桁橋です。
 下部は、橋台を深礎による枕式橋台と直接基礎とし、橋脚は充実矩形RC(鉄筋コンクリート)となります。また、地盤は良好なので、LRB支承(鉛プラグ入り積層ゴム支承)を用いた免震構造となります。
 上部工の架設においては、支間長95mを架設できる工法・経済性等を考慮し、片持架設用移動作業車を用いた張出架設工法が採用されました。
 工事は平成20年10月から着工しており、完成は22年11月を予定しています。

▲片持架設用移動作業車組立状況 ▲柱頭部コンクリート打設 ▲柱頭部完成

HOME