建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2009年5月号〉

Town Report

北海道小清水町

小清水中耐震診断や愛ホールの整備事業推進

小清水町長 林 直樹

 小清水町の平成21年度予算は、8月の町長選を控えて骨格編成となった。総額59億6,751万7,000円で前年度対比6.3%減、一般会計は前年度当初比10.1%減の39億2,600万円となった。うち、普通建設事業は、小清水消防庁舎改築が完了したことで減額となった。主要事業として、道路整備で22線西第2仲通り(交付金)、浜小清水市街中央通り、22線西第1仲通り(地特)や倉栄中央地区農道整備を進める。さらに、町単独既設道路ほか補修で19線道路改修、中学学園通り表層改修、16線道路改修、21線基幹基幹道路表層改修などの整備事業を推進する。
 また、新規事業では、中学校校舎の耐震診断や愛ホールの設備改修、施設整備等を行う。

▲バルーンフェスティバル


北海道えりも町

地上デジタル中継局改修と北海道植樹祭開催

えりも町長 岩本 溥叙

 えりも町の平成21年度予算は、一般会計は前年度当初比9.0%増の47億2,000万円、総額は同5.3%増の68億7,300万円となった。
 その主な要因は地上デジタル放送中継局の改修で、他の主な建設事業は、公営住宅については昨年に引き続き大和A団地の2号棟建設に着工、道路関係では継続事業である焼別折別線、夕陽ヶ丘4・7号線などの改良舗装工事のほか、庶野漁港の漁船上架施設の整備事業や、漁場造成、海岸保全事業、栽培漁業の促進など主産業である漁業の環境整備にも力を注いでいる。
 その他分収造林事業など森林環境の整備も推進しているが、特に本年6月7日には、半世紀にも及ぶ緑化事業で大きな成果を収めてきた襟裳岬地区を会場に、第60回北海道植樹祭が開催されることになっている。

▲えりもアクセス ▲雄大な景観のえりも岬


北海道泊村

糸泊団地建設の実施設計に着手

泊村長 牧野 浩臣

 泊村の平成21年度予算は、総額で40億5,621万7,000円、昨年当初予算比9.4%減。うち一般会計は1%増の31億1,000万円となった。
 主な新規事業計画として糸泊団地建替(1棟12戸)に着手。今年度は実施設計費を計上した。平成22年度着工をめざしている。
 土木関係では、村道除雪を中心に舗装改修、ロードヒーティング補修、村道側溝舗装改修などを行う。
 また、総務費では18.5%を増額して、定住促進奨励に2,200万円を計上したほか、自主放送作成システム更新、地上デジタル放送再信設備増設、自主放送デジタル送信設備(OFDM化)増設などの事業を推進する。
 一方で、泊中校舎、屋体建設事業等が終了したことから普通建設事業費は大幅の減少となった。

▲原子力PRセンター「とまりん館」

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