建設グラフインターネットダイジェスト
〈建設グラフ2009年5月号〉
Town Report
北海道岩見沢市
継続事業で駅周辺整備、日の出台団地第4工区着手
 |
岩見沢市長 渡辺 孝一 |
岩見沢市の平成21年度予算は、総額で前年度当初比0.7%減少の856億4,100万円。一般会計は同比5.2%増の462億円となった。
今年度は、道路新設改良事業費として20億5,700万円の予算を計上、鳩が丘上志文線ほか18路線で道路改良舗装をするほか、42路線で改良舗装、側溝整備、防じん処理整備事業を進める。まちづくり推進事業として、岩見沢都市計画区域の整備・開発・保全方針の見直しを図る。また、平成20年度に有明交流プラザ、有明連絡歩道が完成した駅周辺施設整備では、引き続き3条線整備・駅北土地区画整理事業を進めるほか、都市再生整備計画の第2期整備計画を策定する。駅前通整備事業は、地元利権者の活動支援と併せて再開発等の事業化を促進する。
建設事業では、公住日の出台団地建設の第3工区1棟35戸整備継続を進めるほか、新規に第4工区1棟5階建て、40戸の建設に着工する。学校施設事業で東光中学校のグランド整備、校地舗装工事を進める。
上水道事業では、送水管・配水管整備事業、給水区域間の連絡管整備など、住民の安全・安心対策を進める。
下水道事業では、管渠整備事業として汚水管・雨水管整備事業の計画的な推進、処理場整備事業として汚泥処理棟の完成を予定している。
今年度の予算編成では、引き続き駅周辺の再開発や施設整備、区画整備事業など将来都市計画を見据えた予算配分に力点を置いている。
 |
 |
▲有明交流プラザ |
▲有明連絡歩道内部 |
北海道北見市
広郷浄水場緊急整備と端野中改築に着手
 |
北見市長 小谷 毎彦 |
北見市の平成21年度予算は、総額は1,027億7,080万5,000円で前年当初比0.3%増。一般会計は607億9200万円で0.9%の減となった。一般会計のうち、普通建設事業費は、端野中改築(校舎、給食室、屋内運動場整備ほか)事業費を盛り込んだことから前年比増となっている。
主な事業では、相内地域公共施設複合化にかかわる建設工事で相内生活改善センター改築、相内高齢者福祉会館改築や新規事業として小桜保育所改築事業を進める。住宅建設事業では、高栄団地建て替で東和地区B団地2号棟建設継続と東和・東岡地区C団地1・2号棟建設に向け調査、設計費を計上している。
道路整備事業では、生活道路の改良・舗装などを進める。また、道路整備では夕陽ヶ丘通道路改良舗装をはじめ幹線道路で歩道改良舗装、道路改良舗装、車道改良舗装の工事を、さらに、温根湯温泉街の2条橋架け替えのほか歩道新設、車道拡幅事業を推進する。これらの事業費として11億2,229万を計上した。
水道事業会計では、広郷浄水場における滞泥地、天日乾燥ろ床新設、水処理施設整備をはじめ、水道施設の耐震化や送配水管の布設替などの施設整備を推進する。下水道事業会計においても、処理場の計装設備などの更新や合流改善事業をはじめとした管渠整備事業などの施設整備を着実に進める。
 |
▲広郷浄水場 |
HOME