建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2009年4月号〉

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世代間交流やコミュニティあふれる居住空間形成

――紋別市“まちなか居住”5階建て39戸を新築

紋別市 紋別市道営住宅であえ〜る幸団地


▲紋別市道営住宅であえ〜る幸団地 パース

 北海道建設部は、紋別市に道営住宅であえ〜る幸団地の新築を進めている。建設にあたり「北海道公営住宅等安心居住推進方針」、「北海道営住宅設計指針」及び「北海道子育て支援住宅推進方針」を踏まえ、整備テーマとして「環境と共生した魅力ある安心・安全な環境づくり」、「安心とにぎわいを想像するまちなか住居環境づくり」、「子育て支援機能や高齢者向け機能を付加した施設と住まい環境づくり」の3点を基本に進めている。
 基本的整備として@ユニバーサルデザインの整備A「子育て支援向け住宅」の整備B紋別型シルバーハウジングを利用した「高齢者向け住宅」の採用C集会所を利用した世代間交流による地域コミュニティの形成D屋外の「地域活動のスペース」の整備―を目指した団地形成を進める。
 建物地は、紋別市幸町6丁目19-2で紋別市中心地に位置し、まちなか居住と安心安全な環境に配慮した地区に建設を進めている。
 敷地面積は4,470u。建物構造等は、鉄筋コンクリート造、5階建、39戸で延べ面積3,542u(全体)となっている。
 事業計画では、1工区は延べ床面積1,950u、2DK(シルバー)4戸、2LDK(一般)10戸、2LDK(子育)5戸、集会室、EV、物置(1-3)、自転車置場(1-2)ゴミ置き場、オイルタンク・プロパン庫。2工区は延べ床面積1,592uで2DK(シルバー)10戸、2LDK(子育)5戸、3LDK 5戸、物置(4-5)となっている。外構で、駐車場、児童公園・広場、地域活動スペース(交流広場)となっている。完成は21年9月7日の予定。



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