建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2009年3月号〉

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国内トップクラスの天体観測条件

――北大と連携で事業推進

名寄市建築課 市立天文台整備事業

▲天文台パース ▲天文台パース 星空

計画の背景と現状
 平成18年3月に合併により新市となり、「新市総合計画」では、「心豊かな人と文化を育むまちづくり」を基本目標として「天体観測を生かしたまちづくり」を施策の大綱の中で掲げており、本計画の実施事業として「市立天文台整備事業」を搭載しております。
 国、北海道及び北海道大学との協議を経て、北大ではハイテク望遠鏡の設置導入を計画し、名寄市においては管理施設及び北大設置以外の光学機器類の設置を実施するものであります。
 当市は、天体観測の条件として晴天率が高く、風が弱く、湿度も低い等に加えて名寄は光害が少なく空気の透明度も高い等、国内トップクラスの天体観測条件にあり、また、建設については北海道立公園サンピラーパーク内であることや、北海道大学との相互協力での事業、天文台建設にあたっては国内でも例のない大学と自治体との連携による事も大きな話題性があり、施設の有効活用の面からも注目されております。


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