【8月10日は道の日】
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▲紫雲古津大橋 |
当工事は、平取町川向地区と同町紫雲古津地区を結ぶ橋長378.8mの橋梁上部工工事です。現在、沙流川に分断されている両地区はこの路線の開通により急峻な現道を13kmほど迂回する事無く農業生産資材等の輸送や出荷を行う事ができるようになります。また、沿線のレクレーション施設への交通量緩和の効果も期待されています。
工期は、平成18年12月〜平成21年3月までの約2年を予定しております。工事内容は、主桁製作工(378.8m)、それに伴う橋面工(地覆、歩道、高欄他)一式です。主桁は、5径間連続PC箱桁橋で、290.4mを片持架設工法(最大スパン95.0m)、88.4mを固定式支保工で施工します。
この工事の特色は、河川の出水期と非出水期にそれぞれの施工区間と工程が決められている事です。この工程を守る為に、厳冬季には墨壺の墨も凍る氷点下20度の気温と戦いながら工事を進めてきました。現在、工事は主桁の閉合と橋面工を残しゼロ災害で順調に施工中です。