建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2008年8月号〉

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橋本周辺広域ごみ処理場建設事業に着手

橋本周辺広域市町村圏組合 橋本周辺広域ごみ処理場

▲橋本周辺広域ごみ処理場 完成予想図
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 和歌山県北部に位置する橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町の1市3町からなる橋本周辺広域市町村圏組合では、広域圏内の既存ごみ処理施設の老朽化等に伴い、和歌山県橋本市高野口町大野地区に、新たに広域ごみ処理場を建設しており、平成21年6月末の竣工を目指し鋭意施工中だ。
 ごみ処理場は、焼却施設(101t/日)及びリサイクル施設(46t/日)で構成されており、炉型式は連続燃焼式ストーカ炉。溶融は行わず、焼却残渣は大阪湾フェニックスで埋立処分する計画だ。
 施設では、広域処理化に伴い、ごみの分別区分の統一を行い、容器包装リサイクル法等に基づく新たな資源物の分別区分の導入も行う。
 現在、構成市町では、新たな分別区分に関する住民説明会や広報等の啓発活動を行うと共に、収集運搬体制の構築にも取り組んでいる。また、ごみの一層の減量化に向け、ごみ堆肥化や発生・排出抑制の推進など積極的な取り組みを行っている。


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