建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2008年5月号〉

Town Report

北海道稚内市

稚内駅前周辺地区市街地再開発を進める

稚内市長 横田 耕一

 稚内市の平成20年度予算は、総額で429億6900万、前年度肉付け補正後対比6.1%減となった。うち一般会計は、238億3300万(同2.6%増)を計上している。
 主な建設・土木事業として、稚内駅周辺地区市街地再開発事業及び同周辺道路整備を進める。港湾事業では、稚内港、中央ふ頭、第一副港、宗谷港などの防波堤改良や改修、調査設計に取り組むほか公住関係では、はまなす団地の改善工事を進める。また、継続事業として廃棄物中間処理施設建設、廃プラスチック中間処理場施設整備事業に着手する。
 その他では稚内空港滑走路整備事業、公社営川西地区畜産担い手育成総合整備受託事業には約12億を計上した。

▲稚内市街地 ▲稚内市シンボルマーク
市制施行60年 開港60年


北海道紋別市

基幹産業の水産事業を推進、大山団地実施設計へ

紋別市長 宮川 良一

 紋別市の平成20年度予算では一般会計が147億9278万4000円と前年度当初比2%増となり、特別会計を合わせた総額は、206億469万円で前年対比△8.6%の予算となった。
 編成にあたっては、農林水産事業促進や商業の活性化・施設整備事業、市道改修道路維持等の施策を中心に配分されている。また、港湾事業として紋別港改修、港湾環境整備で護岸ブロック敷設替えや海岸保全の護岸事業を進める。
 基幹産業の水産補助事業では、漁場整備、ホタテ漁場造成補助、ホタテ中間育成施設移設補助をはじめ、漁業協同組合水産物荷さばき施設整備補助などを盛込んでいる。
   主な建設事業では、公営住宅関係で大山団地の実施設計に入るほか教育施設事業で潮見小施設改修、体育施設整備で陸上競技場やスポーツセンターの改修を進める。

▲紋別市全景


北海道網走市

みなと観光交流施設整備事業に着手

網走市長 大場 修

 網走市は平成20年度予算を発表した。総額361億355万円(前年度当初比20.5%減)、一般会計は前年度当初比より10.7%減の215億3028万円となった。
 建設関係の主な新規事業として、みなと観光交流施設整備として冬期間のおーろらターミナルと「海と道の駅」として通年利用する観光交流拠点整備で5億6700万を計上している。住宅事業として住宅リフォーム資金貸し付けなどの補助、港湾整備事業として南防波堤、第5ふ頭防波堤、川筋地区物揚場の施設整備や海岸町防波護岸整備事業を行う。
 その他に、「豊かな心と創造性を育む人づくり」事業で文化・スポーツ振興、「魅力と活力あふれる産業づくり」事業として農林・水産業や観光振興に力を注ぐ。また、自然環境保全や都市基盤整備を図っていく。

▲冬のオホーツク海 ▲流氷原をゆく おーろら(流氷砕氷船)

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