建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2008年5月号〉

Town Report

北海道北見市

広郷浄水場緊急整備事業を推進する

北見市長 神田 孝次

 北見市の平成20年度予算は、総額で19年度当初比8.3%減の1024億9093万5000円となった。一般会計は同2.6%減の613億4300万を計上した。
 普通建設事業費は減額となったが、2ヶ年事業の高栄団地東和地区B団地2号棟(52戸)建て替え、相内地域公共施設複合化にかかわる建設工事として文教施設・図書館相内分室改築、児童館建設、高齢者福祉会館改築、保育園改築、相内支署改築、生活改善センター改築などの事業を推進する。
 教育関連で端野中学校改築に向けて用地取得、造成、基本実施設計費(1億3322万円計上)。
 昨年の大規模断水対策として水道事業会計に大きな予算措置を行った。施設拡張として配水管布設、未普及地域解消、金華浄水場電気設備、ライフライン機能強化を進めるほか、広郷浄水場緊急整備として滞水池、配水池、導水ポンプ室、濁度計設置。また、送配水管布設替え、配水管移設工事を進め、市民生活の安心・安全な暮らしを目指し水道関係の整備・施設の充実を図る。
 道路整備事業では、生活道路の改良・舗装で緑ケ丘21線ほか、夕陽ケ丘通道路の改良舗装、用水路移設などの工事を推進する。

▲満開のつつじが美しい春のつつじ山


北海道岩見沢市

継続事業で駅周辺整備、東光中校舎改築を進める

岩見沢市長 渡辺 孝一

 岩見沢市の平成20年度予算は、総額で前年度比9.9%減少の862億8300万円。一般会計は同比3.1%減の439億円となった。
 今年度は、新規事業として駅前通街区事業推進計画の策定に取り組む。また、継続事業の駅周辺施設整備では、南北自由通路、複合駅舎施設、自転車駐車場等の整備による駅南北の均衡ある市街地の形成を図る。
 建設事業では、市営住宅日の出台団地第3工区1棟7階建、35戸(3か年事業の2年目)の建設を進める。また、2か年事業の最終年度となる東光中学校校舎改築、公園造成では室蘭本線跡地緑地、あやめ公園などの整備を行うほか、バラのまちづくり事業を推進する。
 その他の事業として、送水管・配水管の整備および汚水管・雨水管、処理場の整備、岩見沢市立総合病院、栗沢病院の医療機器整備や住宅リフォーム助成にも取り組む。
 厳しい財政状況の中においても、駅周辺の再開発や施設整備、駅北土地区画整理事業など、将来を見据えた予算配分となっている。

▲ローズパーク

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