建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2007年5月号〉

interview

東京都水道の施工にあたって

●品川区八潮四丁目地先から同区南大井五丁目地先間配水本管(1000o)
 新設工事(シールド工事)及び立坑築造工事

フジタ・錢高建設共同企業体  現場代理人 本川 祥一

当工事は、東京都品川区八潮四丁目から同区南大井五丁目付近に至る延長1,936m区間に配水本管を新設するものです。工期は、平成18年3月から平成21年2月までの約3年を予定しています。全延長の内、1,826mをシールド工法で、残り約110mを開削工法で施工します。シールド区間は泥水加圧式シールド工法を採用し、掘削径φ2,396oで、最大土被り51.4mの高水圧下を掘り進んでいきます。

この工区の特色としては、従来、工事完了時に解体・廃棄していたシールドマシンを、資源の有効活用の観点から他工区で一度使用したものをオーバーホールして再利用することです。但し、カッタービットだけは発進時のNOMST壁切削及び磨耗対策として先行ビットを22個追加設置し、現在、順調に本掘進施工中です。



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